なんなんまちづくりの会
稲美町天満南地区

担い手の輪を広げるために

地域の様々な団体の主要メンバーを中心に構成されるまちづくりの会。

また、冬のクリスマス時期から年始にかけて斑鳩寺周辺で行われる「キャンドルナイト斑鳩」のイルミネーションは、毎年協議会メンバーのお手製のもので、参拝者へのおもてなしとして、ぜんざいや甘酒をふるまっている。

各団体の長に就任することが入会のきっかけとなる。それぞれの団体の長としての任期には定めがあり、1年もしくは2年で交代ということになるのだが、現在のまちづくりの会は、任期が終わっても続けるメンバーが増え始め、現在は設立時の約2倍となっている。

その秘訣として心がけていることが、2つあるという。

1つめは、5月の総会後に開催する「委員研修交流会」だ。当該年度メンバーの初顔合わせとなる場であり、全員を対象に活動内容の説明を実施する。中には、知り合いが全くいない方も少なくない。

真面目な話を中心に据えつつも、一緒にお弁当を囲む、4部会に分かれてのゲーム、自分たちの地区や団体の話をするといったプログラムを通して、まずは仲良くなるきっかけを作ることで、組織に入りやすい環境を作っている。

2つめは、メンバー間の「積極的な声かけ」だ。会議などで集まった際には、名前を呼びあい、積極的に声を掛け合うことで、一つの団体としての士気を高める。「初めて来られた方は慣れない間、何したらいいのか分からない状態だと思います。何もせず、集まりに来るだけだったら『参加しなくてもいいかな』と思ってしまう。活動メンバーは大切な仲間ですので、我々役員(リーダー)は、ほったらかしには出来ません。積極的に名前を覚えて、声かけをしています。」「個々のメンバーにとって、まちづくりの会が居心地の良い場になることが一番ですし、楽しんで活動するということが大切です。」と池田会長は話す。

まちづくりの会が現在取り組む課題は、「リーダーの育成」だ。役員15名、三役はほぼ固定という状況をどう変えていくか。

今般、規約改正により、会長任期を3年と期限を定めた。

地域のさまざまな活動を楽しみながら、率先して活躍するメンバーが集まるまちづくりの会だからこそ、さらなる『活動の担い手の輪を広げることができる』という思いとともに、地域が一体となった『みどり豊かな田園 こころ豊かな人々 ふれあい豊かなまちづくり』の実現へ向けて、日々の活動とともに組織の発展を着実に進めている。
(取材日平成29年12月5日)

なんなん広場の入り口を前に、記念撮影をするまちづくりの会の皆さん。メンバー増加を背景に、次の目標に取り組む。
なんなん広場の入り口を前に、記念撮影をするまちづくりの会の皆さん。メンバー増加を背景に、次の目標に取り組む。

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