斑鳩ふるさとまちづくり協議会
太子町斑鳩

地域の良さを伝える

協議会は、小学校や高校など学校機関との連携にも積極的に取り組んでいる。地域活動が盛んと知られており、いろんな協力要請がある。西播磨の高校5校から、地域活性化体験講座としてフィールドワークに取り組む生徒を受け入れ、斑鳩地区周辺の営農・商工業について体験を含めた授業の一端を担った。 また、近年は地元の斑鳩小学校と連携し総合学習として、3年生には田植え実習、4年生には斑鳩地区の歴史と文化についての学習に講師として協力。現在は3年生から6年生までの総合学習に関わるなど、子どもたちと地域を繋げる取り組みを積極的に実施している。

斑鳩について調べ学習をした内容を発表する斑鳩小学校の4年生の様子。
斑鳩について調べ学習をした内容を発表する斑鳩小学校の4年生の様子。


斑鳩小学校の茂末先生は協議会と子どもたちについてこう話す。「核家族が増えているため、なかなかお家で地域のことを話す機会がないようです。総合学習を通じて、子どもたちが協議会の方と顔見知りとなり、楽しみながら地域のことを学んでいます。声を掛け合う関係ができているということもありがたく思っています。」地域づくり活動を進める上での心得をお聞きした。

協議会の久保田顧問は「リーダーが一番の要ですね。地域にリーダーさえいれば、どんなこともできます。」とお答えいただいた。

北川会長は「私自身が連合自治会の会長も兼任していますので、各自治会との連携はしっかりとできていると思います。自治会にご協力いただくことも多くあります。」とのこと。

窓口として各団体を繋いでいる田中副会長は「やはり人づくりが一番大切だと思います。人との繋がりは宝です。また、地域の子どもたちも宝ですね。」と微笑む。

以前は、斑鳩に住んでいても、斑鳩のことを知らない子どもたちが多かったという。しかし、現在は学校との連携や関わりを通じて、子どもたちの「わが町」意識が高まっていることを少しずつ実感している協議会。

次に取り組むべき課題として、「女性や若者層の参画」が挙がっている。ただ、他の団体や各機関との繋がりを大切にしている協議会の力を持ってすれば、課題が成功へと変わる日も遠くないと感じる。文化や歴史を現在の子どもたちに伝えることが、地域の賑わいへと繋がるという思いを絆に、発展を着実に進める協議会の挑戦は続く。


(取材日 平成30年2月16日)

斑鳩ふるさとまちづくり協議会の活動ポイント

  1. 地域の方が集まりやすい場にするための企画づくりを意識している
  2. 地域のためになることを、率先して実行・協力する体制づくりが出来ている
  3. 未来を担う子どもたちと積極的に関わることを意識している

地域づくり活動に関わる方々が感じる〝斑鳩の魅力〟

松浦 氏

たいしのWA
松浦 氏

斑鳩寺という心のよりどころがある地域。自身が体験した斑鳩寺のかつての活気を子どもたちに伝えたい。

小西 理事長

NPO法人スマイルキッズ
小西 理事長

斑鳩地区の人の暖かさ。託児施設を快く受け入れて「子どもの声が聞こえていいね」と言ってくださる地域。

田中 副会長

斑鳩ふるさとまちづくり協議会
田中 副会長

人の繋がりが感じられる地域。自身の子ども時代の斑鳩寺で遊んだ思い出を今の子どもたちに伝えたい。

北川 会長

斑鳩ふるさとまちづくり協議会
北川 会長

多彩な地域資源。斑鳩寺が中心の斑鳩地区なので、お寺の活気が斑鳩校区をはじめ太子町全体の活気へと繋がる。

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