ええまち比也野里(ひやのさと)
西脇市比延

『笑顔いっぱい比也野号』

比延地区には、近くにスーパーやコンビニがない場所もある。そして、車の運転が出来ないため移動手段がなく、生活必需品を手に入れにくい買い物弱者が少なくなかった。

そこで、走り始めたのが、移動販売車『笑顔いっぱい比也野号』。毎週火曜日と金曜日に、ポップなメロディと共に、比延地区8町を周回。お菓子や日用品、そして一押しの手作り総菜が満載で大人気だ。

当初は週1回だったが、お客さんのニーズが高いこと、運行ボランティアの人数確保に成功したことにより、平成30年4月に週2回に増便となった。今や、地域になくてはならない存在である。

運行担当岡本さん
運行担当岡本さん

『加工場』

平成29年11月18日に竣工。設立の目的は2点ある。まずは、『ええまち比也野里』がまちづくり団体として経済的に自立する、という点だ。その収入源となる看板商品の開発に乗り出した。

2点目は、6次産業化(※3)である。1次産業は農業が、3次産業は『へそ・で・ちゃ』があったことから、残る2次産業にも取り組もうということとなった。

メイン商品は比延の特産品である、金ゴマとキクイモを使用した『万能だれ比也野』。

万能だれ比也野
万能だれ比也野

工場の開設と共に導入された生ゴミ処理機。喫茶や工場ででた生ゴミを分解して液肥にする画期的な機械だが、今はまだ調整中…
工場の開設と共に導入された生ゴミ処理機。喫茶や工場ででた生ゴミを分解して液肥にする画期的な機械だが、今はまだ調整中…

加工場内の様子。
加工場内の様子。


もともとは、メンバー内で、集まる際に食べていたものであった。とても美味しいと評判であったため、商品化しようという運びに…。1度の製造でわずか36本しかできないという貴重品で、『へそ・で・ちゃ』や道の駅に並べた途端に、売り切れる大ヒット商品だ。焼き肉のたれに使用してもよし、野菜スティックをディップしてもよし、炒め物に和えてもよし…まさに『万能』なのだ。

そして、今まさに開発中なのが、西脇市の特産品である「いちご」を使用した商品だ。2名のスタッフが、最高のジャムを作ろうと試行錯誤を繰り返している。

できたてほやほやの『万能だれ』が並んでいる。たれの横には、研究中のイチゴジャムが。
できたてほやほやの『万能だれ』が並んでいる。たれの横には、研究中のイチゴジャムが。


『いちごジャム』が完成した暁には、『万能だれ』との2本柱となり、設立目的の「経済的自立」「6次産業化」はもとより、「スタッフ増員による雇用創出」など、様々なプラス効果が大いに期待できる。

加工場スタッフの岡本さん

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