高平郷(たかひらさと)づくり協議会
三田市高平地区

「高平のみんなをもっと幸せにするには、
どうしたらいいんだろう」

「子どもの頃、学校から帰ると村の家々の煙突から煙が上がっているんです。ごはんの時間だな、お風呂を沸かし始めたんだなって、どこかほっとするものがありました。今は空き家が増え、三年、五年と過ぎるうちにどんどん朽ち果て、雑草だらけの敷地が忍びないんです。」

高平郷づくり協議会で、平成30年度から会長を務める岡田秀紀さんは語る。
「子どもからお年寄りまで、みんなが自分の居場所だと感じることができる、生きがいにあふれた元気な地域を作りたい。その想いを胸に12人のメンバーが活動に取り組んでいます。」

一方、副会長の白谷義信さんは「江戸時代以前から大切に守られてきた高平地区。地域の良さを守らなければとの想いで、郷づくり協議会を立ち上げました。」と話す。そんな高平郷づくり協議会の活動拠点が、「さとカフェ」だ。


平成27年10月31日にオープンした「さとカフェ」は 地域の住民が気軽に集えるコミュニティ・カフェとして、 ボランティアスタッフ約10名で運営。

「それは、カフェとちゃうでしょ!」

「さとカフェ」は、平成27年10月31日にオープン。地域の住民が気軽に集えるコミュニティ・カフェとして、さとカフェ部会長の服部あかねさんを中心に、ボランティアスタッフ約10名で運営。

ハンドドリップで淹れるコーヒーや、地元住民が作る宅配ケーキ、月2回のランチデーなどが好評の、高平地区の顔とも呼べる人気スポットとして、毎週月曜・水曜・金曜・日曜の10時から15時まで営業している。平成30年度は、3,159人の来店者を迎え入れた。

当初「コミュニティ・カフェにはインスタントコーヒーの粉を置いて、自分でポットのお湯を注いで飲むカフェ」という構想だった。その話を聞いた服部さんが「それは、カフェとちゃうでしょ!」と、ドリップで淹れたおいしさを味わえるカフェへの想いを切々と訴えた結果、さとカフェ部会長に就任。小学校のPTAメンバーたちを中心に、地域への想いに賛同した地元住民と力を合わせ、現在のカフェを始めることになった。

まずは、カフェの雰囲気に似合う内装・外装の改修からスタート。ウッドデッキをみんなで設置すると、山から伐り出した木で作ったテーブルとベンチを寄贈してくれる人をはじめ、食器だけでなく家具に至るまで、住民たちから届くようになっていった。

 

カフェの雰囲気に似合う内装・外装の改修をみんなでおこなったことが「さとカフェ」のスタート

カフェの雰囲気に似合う内装・外装の改修をみんなで おこなったことが「さとカフェ」のスタート

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