高平郷(たかひらさと)づくり協議会
三田市高平地区

「イベントが人を呼び、人がイベントを生む」

それから4年。現在では、お菓子教室や地元の大学生が勉強を見守る寺子屋といった子ども向けの企画から、手芸や英会話、茶道が習えるカルチャーの時間、児童館代わりのチャイルドカフェや、地域のお年寄りから小学生までが自慢の楽器を演奏するサウンドカフェ、さらにハロウィーンの仮装パーティーやクリスマスパーティーといった大イベントまで、誰もが楽しく参加できる催しを開いている。

また平成29年から、三田市の地域委託事業として「こうみん未来塾(*)」プログラムを開催。教育機関や企業などの協力のもと、地域の子どもたちが本物に触れるための体験の場を提供していることに加え、31年度からは「トライやるウィーク」の受け入れも決まった。
その中でも、初回から大盛況のイベントが「歌声喫茶」だ。

*こうみん未来塾:専門機関や市にゆかりのある専門家、地域の達人たちの協力を得て、地域の子どもたちに本物に触れる機会を作る三田市の事業。地域の人々の運営サポートにより開かれている。


「さとカフェ」では、ハロウィーンの仮装パーティーや クリスマスパーティー、サウンドカフェといった イベントも開催している。

「歌が人をつなぐ! 歌声喫茶」

月に1回、第2水曜日または第2金曜日の10時30分から12時まで、ピアノの生演奏に合わせ、童謡や昭和歌謡を歌う「歌声喫茶」。地元地域の高齢者を中心に大いに人気を集め、平成29年7月のスタート以来、あっという間に高平郷づくり協議会を代表する活動に成長した。

選曲から手づくりの歌本(筆書きされた17曲の歌詞と、歌詞にぴったり合ったイラストが添えられている)の用意、司会進行からピアノ伴奏まで、高平地区の住人が担当。「お昼もここで食べさせて欲しい」という参加者の希望を受け、「じゃあ、ワンコインランチを作りましょう!」と申し出た地元の主婦たちによる手作りの「歌声ランチ」(500円)も大好評。

地区外からの参加者も多く、三田市内はもとより遠くは大阪府堺市から電車とバスを乗り継いで通う人まで、建物の外に設置したウッドデッキにあふれるほどの参加者およそ40名が、明るく元気な歌声を高平の郷に響かせている。

「みんなで一緒に、大きな声で思い切り歌えることが楽しくて仕方ないみたいです。歌の後、ランチタイムにおしゃべりをするために来る人もいるほどです。」
そんな歌声喫茶の他にも、様々な活動を積極的に展開していることも高平郷づくり協議会の特徴だ。

歌声喫茶の様子
ピアノの生演奏に合わせ、童謡や昭和歌謡を歌う「歌声喫茶」 は、高平郷づくり協議会を代表する活動に成長した。

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