NPO 法人上山高原エコミュージアム
新温泉町奥八田地区

地域が自らの力で元気になっていく!

奥八田地区の7つの集落には、収穫祭や渓流釣り大会、たらい漕ぎ競争、紅葉を楽しみながら走るマラソン大会など、それぞれに伝統的な行事がある。
かつてはあまり活発ではなかったという集落同士の交流が、エコミュージアムの様々な活動によって、行事の手伝いや応援に出向くなど積極的な交流が生まれ始めた。 さらに「若い世代の人たちが、シワガラの滝をはじめとする自然体験プログラムに参加したり、『手伝ってほしい』と積極的に声をかけることで、特産品づくりのためのサツマイモやそばの栽培に協力してくれる人が現れるようになりました。おかげで、奥八田地区は元気に頑張っていると、他の地域から言われるようになりました。」と声を弾ませる中村さん。地道に続けてきた一つひとつの活動が、地域の盛り上がりにつながろうとしているのだ。 「各集落が元気を出すために、連携しているのがエコミュージアム。集落ごとの活動と住民たちの頑張りを、ひとつにまとめあげていくことも大切な役割です。地域外の人へのアピールはもとより、奥八田地区の一つひとつの集落、一人ひとりの住民たちを応援し、地区を盛り上げる存在になってきたんです。」

 

自然体験プログラム「秋扇ノ山登山」でガイドの説明を聞く参加者たち

自然体験プログラム「秋扇ノ山登山」でガイドの説明を聞く参加者たち


そう語る馬場さんの言葉を受け、それこそがエコミュージアムの15 年間の実績だと中村さんは胸を張る。
そんな地域住民の気持ちを一つの方向に向かわせたもの。それは、地区のシンボルとしての上山高原そのものの存在だった。

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