すごいすと取材記

上郡町赤松地区が誇る歴史・文化資源を活用し、
手づくり鎧(よろい)かぶとで武者行列!
日頃の地域づくり活動を防災につなげる
古正好晴さんの“信頼”

赤松地区村づくり推進委員会 古正好晴 さん(74) 兵庫県上郡町

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「おばちゃん、お祭りへ行こう!」
ふるさとを元気にすることも、災害からみんなを守ることも、赤松地区ではこんな呼びかけから始まります。
上郡町の中でも特に高齢化が進むこの地域を元気にするために、大切にしているのは隣近所が声をかけ合うことです。「隣の家の縁側で、一日中でも世間話ができるような付き合いを心がけたい」と言う古正好晴さん。声をかけるだけでなく、かけてもらえる関係づくりは、防災にもつながるからです。「あの人が逃げようと言うなら、一緒に行こう」と思える信頼関係を築くことが、地域づくりにも防災にも最も必要だと話す古正さんに、赤松地区での取組についてうかがいました。

 

古正さんプロフィール

古正好晴(ふるまさよしはる)74才。昭和21年、上郡町生まれ。高校を卒業後、上郡町役場に勤務。定年退職後の平成24年、出身地の岩木自治会長として地域活動への取組がスタート。平成25年には赤松連合自治会長に推薦されると同時に、役場勤務時代の豊富な経験を求められ赤松地区村づくり推進委員会の2代目会長に就任した。どんなことでも「まずは自分でやってみる」ことがモットー。鎧かぶとづくりも、製図からデザインの考案、写真撮影、テキスト制作まですべて自らの手で行う。「鎧かぶとづくりの工房に行こうと思うだけで、元気が出る」と語るほど、有志たちと一緒に誠心誠意、活動に向き合い、赤松地区の顔とも呼べる事業の一つに育て上げている。

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