兵庫県立小野高等学校兵庫県小野市

ワークショップとそろばんビレッジ

小野市垂井町にある株式会社ダイイチでは、播州そろばんをはじめ、そろばんの材料を使用した知育玩具やそろばんグッズを扱っており、代表取締役社長の宮永信秀さんは、そろばんを後世に残していくためにどうすれば良いかと考え活動するなかで、子供からお年寄りまで、様々な世代の人がもっとそろばんに触れられる場所を目指して、平成24年にそろばんビレッジを設立した

昔はそろばんを習うのが普通だったが、現在は電卓等の普及で、計算道具としてそろばんを使う場がなくなりつつあり、そろばんを習う子供も減っている。一方で、そろばんは、高齢者が指先の運動をすることで認知症の予防につながり、幼児が数の概念を理解し、計算力を鍛えるという点で徐々に見直されつつもあるようだ。また、発展途上国では教育の一貫としてそろばんが使われており、今日では約80の国に広がっている。
宮永さんは、小野市内の小学校の子供達に、自分たちの手でそろばんを作り、授業で使うことで、そろばんに興味をもってもらおうと活動されており、最近では近隣の市外の小学校にも活動が広まってきている。また、もっとたくさんの子供達にそろばんに触れてほしいと、全国をワークショップでまわられている。そろばんを習っていない子供も多いため、そろばんを作った後も活用できるようにと、そろばんの先生にもワークショップに来ていただき、そろばん製作後、すぐ側でそろばんの使い方を教えてもらえる場を設けている。
小野高校の生徒の中にも、小学生の頃に自分で作ったマイそろばんを持って、そろばん教室に通ったという思い出がある生徒もいる。

そろばんビレッジには、そろばんのイメージとは違った子供目線の商品も多く、これからの社会を支える子供達の未来がよく考えられているなと実感した。

子供にそろばんの使い方を理解してもらいやすくするために開発された「ボイスそろばん」は、そろばん球を上下することで、数字を示し、読み上げてくれる知育玩具で、外国の子供にも理解してもらえるように、英語と日本語の音声で作られているということに驚いた。

また、受験生を応援するために作られた「合格そろばん」は、珠が5か9にしか動かない作りになっており、お守りとして受験生に人気である。カバンに付ける人も多い。

小野市のそろばん産業を発展させようと、他にもさまざまな商品が開発されており、知育玩具として触れてもらうことで、子供達の脳の活性化を促している。
小さい時からそろばんをしていると、そろばんがなくても早く計算ができるようになる子供は多いようである。

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