兵庫県立太子高等学校兵庫県揖保郡太子町

「幻のみそ」と呼ばれた太子みそ

太子加工会社で作られている様々な商品

 

 政府の減反政策によって大豆を作り始めたことから、農協主導で味噌を作っていた。昭和40年代には農協の代表の代替わりとともに、太子町と龍野市で構成される農協の組織編成がかわっていく中で、作り手がいなくなった。そのため、「幻の味噌」と言われた。
 グループの全員が太子みその名前を聞いたことがなかった。太子高校に通い始めてから地域の特産品として太子みそがあると授業で知り、どのようなものか気になったことから太子みそについて調べることになった。その際に、もっと太子みそについて知りたいと思うようになり、まず太子町にある太子みそを作っている「太子加工合同会社」とその太子みそを使ったお菓子を作っている「菓子の樹」を取材した。

 

太子加工合同会社のみなさん

 

播欧菓を製造している菓子の樹

 
 

太子町の地域活性化に役立っている太子みその魅力

 幻のみそと言われた太子みそが復活した契機は平成の大合併。当時、太子町には特産品がなかったため、昔人気だった味噌を復活させようという声が太子町の役場などから上がり、現在の「太子加工合同会社」の代表である長谷川壽子さんの参加していた「生活研究グループ」に声がかかった。
現在、太子みその製造を行っているのは、太子加工合同会社だ。事業への出資が厳しい中、資金が貯まってからみそ作りが始まった。熟成期間は10カ月。原材料は太子町産の米と大豆、赤穂産の塩のみを使用している。現在の作り手は9名。作業は手作りで、生産量は現在年間15t。貯蔵庫が狭く貯蔵に限界があるため、生産量を増やすことはできない。新幹線のグリーン車の搭載誌に掲載されたことにより山陽百貨店の社長の目に留まり、今では山陽百貨店にも商品として並ぶようになった。サンテレビ、ケーブルテレビ、NHK、ラジオ関西にも取材された。太子みそを使ったお菓子などが太子町のお店に並んでいる。

 

原材料の大豆を茹でている様子

 

太子みその貯蔵庫

 

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ライター・カメラマン

 

兵庫県立太子高校2年

総合的な学習の時間(基本総学)

 

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