未来のすごいすと

兵庫子ども支援団体兵庫県加東市

グループ紹介

兵庫子ども支援団体

2013年9月。高校3年生だった多田実乘さんは、模擬試験を翌日に控えたある週末、「いじめや虐待で悩む子どもたちのために、ボランティア団体を立ち上げよう。」と思い立つ。翌、模擬試験当日の朝、声をかけた友達から返ってきたのは「ええんちゃう♪」
「受験を控えた今じゃなくてもいいのでは?」という先生たちからも、「受験に支障のない範囲でなら」とOKを取付け、11月「兵庫子ども支援団体」を同級生3名で設立。「おもしろそう! できることがあれば手伝うよ!」といってくれた10名の仲間とともに、「子どもが笑って過ごせる地域をつくる」ことを目標に活動をスタートさせた。
 およそ80名のボランティアメンバーとともに取組むのは、明石市を中心とした児童虐待防止活動、小児がん・難病支援、そして貧困世帯・ひとり親世帯の子どもたちへの学習支援。2016年6月からは、学習支援の場を加東市にも拡大し、子どもたちのサポートを続けている。
今年10月には、民間の子育て支援活動を顕彰する「よみうり子育て応援大賞 奨励賞」を受賞。「子どものために自分たちができること」を探しながら、子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりに取組んでいる。

「思ったらやる!」  代表理事 多田実乘(ただみのり)さん

「思ったらやる!」  代表理事 多田実乘(ただみのり)さん

兵庫教育大学 初等教育教員養成課程の3回生。卒業後は、教員をめざす21才。
 高校1年生の頃から、街頭でのチラシ配布活動などに携わり、みんなで集まってひとつの目標を目指す楽しさを実感。3年生になり「もっと大きくしていこう。」と思った時、頭に浮かんだのが学校でもらったオレンジリボン。活動のスタートを、オレンジリボン運動(児童虐待防止活動)の啓発活動に決めた。

 「誰かのためになら、何をしてもいいかな?って思う。自分の思いに、素直に従っているだけです。」
自分たちの活動は、子どもたちの何になっているんだろう? 自分たちに何ができるんだろう? 自問自答の日々の中、「いつまでも、答えは見つからない気がします。時代に応じたことを、ベストではなくベターなことを、繰り返していきたい。」という多田さん。
「行動するって大切です。自分に何ができるかわからないとみんな言うけど、恐れずに頑張って欲しい。」

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