すごいすと取材記

鉱山遺跡で初めて日本遺産に認定された明延鉱山で
ガイドクラブ初の女性ガイドとして活躍中!
鉱山で栄えたまち養父市大屋町に元気を運ぶ
正垣智子さんの“ふるさとおこし”。

明延鉱山ガイドクラブ、NPO法人一円電車あけのべ 正垣智子 さん(55) 兵庫県養父市

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「明延(あけのべ)を語らずに、自分のことを話せなくなっているんです」
そう言って、楽しそうに笑う正垣智子さん。明延鉱山(*)の閉山から30余年。明延のまちにかつての元気を取り戻そうと、明延鉱山ガイドクラブの副会長として、またNPO法人一円電車あけのべ(*)の理事として、ボランティア活動に携わっています。今や生活の一部になっているというそれらの活動の中で、正垣さんが「原点」と表現するのが、明延鉱山の坑道を案内するガイドです。偶然手にした鉱山とのご縁から13年。明延地区との出会いや活動に取り組む想いについて、お話を伺いました。

 

正垣智子(しょうがきともこ)55才。昭和40年、養父市生まれ。高校を卒業後、大阪の医療系専門学校へ進学し作業療法士に。結婚・出産を機に勤めていた病院を退職し、育児に励んでいたさなか母親が病に倒れ、平成13年、介護のため家族で養父市大屋町へUターン。家事と介護に専念する日々を過ごしていた頃、たまたま見学した明延鉱山に魅了され、ガイド養成講座を受講しガイド活動をスタート。同時に、一円電車を活かした地域づくり活動にも加わる。電車が好きな夫は一円電車の運転手免許を取得し、運転手としてボランティア活動に参加。鉱石に興味を持った子どもたち、明延のまちに詳しい母親と共に、「明延」と家族で向き合う日々を過ごしている。

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