すごいすと取材記

揺るぎのない想いで挑む!
子どもたちが笑って過ごせる地域づくり

特例認定NPO 法人兵庫子ども支援団体 多田実乘 さん(26) 兵庫県明石市

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「今、振り返ってみると、高校生にはなかなか無謀なチャレンジだったと思います。」
笑顔で話す多田実乘さん。いじめや虐待、貧困から子どもたちを救うための団体を立ち上げようと決めたのは、大学受験を控えた高校3年生の秋のことでした。
「あの時、始めたおかげで、たくさんの子どもたちと出会い、多くの支援者の方々と関わることができました。やってよかったと思っています。」
「思ったらやる」という行動力で、団体をけん引して8年。現在130人の登録ボランティアと共に、学習支援をはじめ、食育ひろばの運営、遊びと学びの居場所づくり、子ども支援情報の発信、体験イベントの実施、社会課題の啓発など、多彩な活動を展開しています。さらにコロナ禍での新たな支援として、中高生の学習・進路の悩みに応じるオンライン相談事業「Step Link(ステップリンク)」や、生活困窮家庭のための「生活支援デリバリー」を開始。活動のスタートから決して揺らぐことのない子どもたちへの想いを、お話しいただきました。

 

 

多田さんプロフィール

多田実乘(ただみのり)26才。平成7年、明石市生まれ。高校在学中の平成25年、「子どもが笑って過ごせる地域の形成」をミッションに掲げ、同級生たちと共に任意団体「兵庫子ども支援団体」を設立。貧困世帯・ひとり親世帯の子どもたちへの学習支援を中心に、大学進学後も精力的な活動を続け、平成29年、団体をNPO法人化。小学生の頃から憧れていた小学校教諭の夢も実現し、教育現場からの視点も生かしながら、子どもたちの「地域の居場所づくり」に取り組んでいる。令和3年2月には、明石市を拠点とするNPO<法人として、初の特例認定NPO法人(*)に認定された。平成28年「第10回よみうり子育て応援団大賞(*)」奨励賞、平成29年「あしたのまち・くらしづくり活動賞(*)」 振興奨励賞を受賞。
*特例認定NPO法人:NPO法人の設立の日から5年以内で、その運営組織及び事業活動が適正であって特定非営利活動の健全な発展の基盤を有し公益の増進に資すると見込まれるものとして、所轄庁の特例認定を受けたもの。
*よみうり子育て応援団大賞:子どもや親を対象にした支援活動を行う国内の民間グループや団体を顕彰しサポートするため、平成19年に読売新聞社により設けられた賞。
*あしたのまち・くらしづくり活動賞:全国各地で展開する「活力ある地域づくり・くらしづくり・ひとづくり活動」に取り組む地域活動団体や企業などの活動を顕彰するため、平成18年に公益財団法人あしたの日本を創る協会により設けられた賞。

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