兵庫「すごいすと」インターンシップいよいよ、現場へ!地域活動への第一歩を仲間と踏み出す1DAY ~キックオフミーティングレポート~

2026年8月7日(金)、兵庫「すごいすと」インターンシップのキックオフミーティングがデザイン・クリエイティブセンター神戸(愛称:KIITO/キイト)にて行われました。インターンシップ参加者が親交を深めながら、「すごいすと」のもとで行う地域活動体験に向けたワークショップを実施。インターンシップのスタートを目前に、若者の熱気に満ちた当日の様子をお伝えします。

「いかに地域の人と関わるか」がインターンシップの学びの“鍵”になる

2026年度の兵庫「すごいすと」インターンシップでは、県内10団体で23名の若者をインターンシップとして受け入れることが決定。キックオフミーティングには17名の若者と4つの受入団体の「すごいすと」が参加し、初の顔合わせとなりました。

会場は、三宮駅から歩いて約20分の場所にある旧生糸検査所のレトロビル「KIITO」。当日は大学1年生から20代前半までの若者が参加
アイスブレイクでは、「言葉を使わずに誕生日順に並ぶゲーム」に挑戦。アイコンタクトや指文字を駆使し互いに意思疎通を図りました。答え合わせで各自の誕生日と名前を発表。なんと同じ誕生日が2ペアも!
インターンシップ先では多くの地域の人と関わることを踏まえ、自分を覚えてもらうために“自分を端的に表現する”ワークを実施。3-4人のグループに分かれ、自己紹介と質問の掛け合いを通してポイントとなるキーワードを探します
ワークには受入団体の「すごいすと」も同席。「地域の人に“質問をする”ことで対話が深まり、課題がどんどん見えてくる。ぜひ今日のワークで互いに質問し合って深掘りした経験を現場でも活かしてほしい」とアドバイスも
「インターンシップに必要な心構え」についてもグループでディスカッション。「笑顔を忘れない」「挨拶をきちんとする」「失敗を恐れない」など思いついたことを付箋に書いて出し、4つほどに絞って発表を行います
グループごとの発表を受け、受入団体からは「インターンシップだけでなく、就職してからも大切にしてほしいヒントがたくさんあった」「“誠実”というワードが出たが、何でも『はい』と受け入れることが“誠実”とは限らない。自分で納得するまで質問する勇気を持つのも“誠実さ”だと思う」といったアドバイスがありました

グループワークを通して仲間とのつながりを深め、受入団体との交流を通してインターンシップ先での活動のヒントを若者たちが得ることができたキックオフミーティング。これから数ヶ月間のインターンシップに向けて、モチベーションを高める時間になったのではないでしょうか。

VOICE <受入団体>

知識は、一切不要!
若い熱量と行動力に期待しています


――地域商社RAKU 寺川敏博さん(多可町)

地域商社として「町がにぎわうこと」を何より大切にしている当社では、若い皆さんの“熱量”をインターンシップでどのように発揮してくれるのか、心から楽しみにしています。地域づくりに必要なのは、知識ではなく行動力。地域の人たちや一緒に働く仲間など、一人でも多くの人と出会って対話を重ね、実際に商品開発やイベント企画に挑戦してもらいたいと考えています。インターンシップ生の熱量が、ともに地域を元気にしたいと願う仲間の活気につながり、きっと地域の人が集まる“引力”となるはず。にぎわいの循環を私たちとともに生み出してもらいたいと思います。


寺川さんの記事(掲載日:2025/11/25)はこちらから。

アートって何だろう?
一緒に悩んで、面白がってほしい


――NPO法人淡路島アートセンター
  やまぐちくにこさん(洲本市)

私自身、生まれも育ちも淡路島。実はずっと淡路島が嫌いでした。でも嫌いなまま目を背けるのではなく、良いところを探してみようと始めたのがアートプロジェクト。アートって、価値があるなしではないし、正しいかどうかの追求でもないし、人に評価されるものでもない。何より「自分自身の心と体で面白い」と感じることが大切だと私たちは考えています。今回のインターンシップでは地域の人々の日常に欠かせない“軽トラ”をテーマにたくさんの人々と交流してもらい、各々の軽トラにまつわるストーリーをお聞きしてアートに昇華するプロジェクトに参画してもらいたいと思っています。どんな物語が紡がれるのか、とても楽しみ。ぜひ一人ひとりの“好き”とか“いいな”を増幅させて、魅力的に発信する活動を楽しんでほしいと思います。


やまぐちさんの記事(掲載日:2013/07/25)はこちらから。

生徒でもない、先生でもない。
“中間の立場”だからこそできること


――NPO法人Imagine丹波 鴻谷佳彦さん(丹波市)

私たちは高校の放課後探究ルームという場所で進路や友人関係などの悩み相談に乗ったり、授業で出された課題のサポートをしたりするNPO法人です。インターンシップ生は教育実習生とも先生とも違う立場ですが、それゆえに生徒にとっては「近い距離感で伴走してくれる」存在であり、いろいろな悩みを打ち明けやすいようです。普段学生は“インプット”がメインですが、インターン期間中は“アウトプット”が求められる立場になります。自分の言葉に責任を持つ大切さ、自分を律する意識、教員をはじめともに働く周囲の仲間との信頼関係の築き方を身につけてほしいですね。


鴻谷さんの記事(掲載日:2021/02/05)はこちらから。

地域にも、組織にも、
若い力の“化学反応”が必要な時代


――甲南げんき村 中村保佑さん(神戸市)

地域には多様な人や組織が、それぞれ課題や思いを抱えています。地域も組織も、今までと同じでは退化する一方。だからこそインターンシップ生には、現場の声をたくさん聞いて分析し、「何ができるか」を自分ごととして考え、新しい風を吹かせてほしいと思っています。若者が自身の感性を発揮して地域の人と交わることでどんな化学反応が起きるのか、どんなうねりが生まれるのか、とても期待しています。地域を知ることは、日本を、ひいては世界を知ることにつながっていく。地域を通して学んだことを、「組織の一員」ではなく「世界の一人」として発信し、広げていく力を身につけてもらいたいですね。ぜひ失敗を恐れず思い切り地域活動にぶつかってみてほしいと思います。


中村さんの記事(掲載日:2020/08/15)はこちらから。

VOICE <インターンシップ生>

個人紹介

大学で芸術文化と地域づくりについて学んでいます。地域づくりの一環として温泉地でのイベントを企画したいと考えていたところ、地域活性化・まちづくりをされている「すごいすと」のインターンシップがあると知り、その手法を学びたい!「すごいすと」の生き様を直に聞きたい!と参加を決めました。8月中旬からインターンシップが始まる予定。今日のワークも参考にしながら地域の人との交流を積極的に楽しみたいと思っています。インターンシップを経て自分自身にどんな変化が起こるのか、今から楽しみです。

――Keny Design Office/清水健矢さん(丹波市)のもとでインターン

個人紹介

地域商社を立ち上げたいという夢を持っていた私。今回、兵庫県多可町で実際に地域商社をされている「すごいすと」のもとでインターンシップが行われると知り、参加しました。インターンシップでは、多可町の名産品“和紙”と日本酒のための山田錦のもみ殻を掛け合わせた商品開発や、多可町の関係人口を増やすための事業やイベントの立ち上げに挑戦したいと考えています。今日は同世代の仲間とのつながりができたのが何より嬉しいですね。ここに集まったのは「兵庫のまちづくり」に興味を持つ仲間ばかり。卒業後に進む分野が違っていても、県外に就職したとしても、いつか一緒に兵庫で面白いことができるかも、と将来へのモチベーションが高まりました。

――地域商社RAKU/寺川敏博さん(多可町)のもとでインターン